【旧作】モンゴルは自然だけでも魅力十分

モンゴル滞在中の半分の2日間を過ごしたツェベクマ・キャンプでは、ちょうどドイツ語学校で学ぶ子どもたち45人がサマースクールに来ていて、にぎやかな雰囲気。一方のチームシマは出発前のあわただしい準備と、早朝からの移動の連続がたたったのか、キャンプ到着当初はバテ気味。遅めのお昼ご飯にいただいたおいしい料理の数々(詳しくは妻、ゆっきーの投稿で!)を食べると、大自然を目の前にして、さっそくゲルで昼寝をすることに…

しかし!1時間ほどして目覚めると、乗馬体験を用意してくれていました。

ゆっきーは元々、乗馬を希望していなかったこともあって、ゲルで休息。キャンプまで来てくれた乗馬のガイドさんと2人、それぞれ馬に乗りながら、スカッとした晴れ間のもと、道なき道を散歩して回りました。1時間ほどの間に見た景色はすっかり拓けていて、数日前まで見ていた東京の景色とはまるで正反対です!

世界一周への出発から2日目にしてすでに旅のハイライトを経験したような気分!(不可抗力とはいえ、妻を差し置いて…)放牧されているヤクや馬の集団も見て、牛の交尾まで目撃してしまったのは大自然のなせる業でしょうか。

日本ではバイクを運転するのが好きだったのですが、バイクや車などが開発される前、今よりも多くの人たちが馬を乗りこなしていた時代に思いをはせました。この日のガイドさんは、観光と経営学を学んで今ではツアー会社を営む一方、6歳のころから自然と乗馬ができるようになったということで、片手で電話しながら乗馬する姿を後ろから惚れ惚れとしながら見ていました。

便利さを手にすることによって、逆に失ってしまう、できなくなってしまうこともあることを実感。乗馬に本気でトライしてみたくなりました。

そして夜。天気予報では曇りかなという感じだったのに、すっかり晴れ渡り、数えきれないほどの星が!スーッと直線を描いた流れ星まで見えて、初日からモンゴルが大のお気に入りになりました。

後に移動して2日間を過ごすことになる首都、ウランバートルの中途半端に発達した特徴に乏しい街を思い返すと、モンゴルの魅力といえば、やはり自然だなとしみじみ思いました。

今回は訪れることのできなかったゴビ砂漠のエリアにも、いつか足を踏み入れたい!