チュニジアには9月10日から21日まで滞在する予定にしていた。この国は地中海に面していて政情不安なアルジェリア、リビアに挟まれていて、陸続きで訪れるのは難しく、飛行機を使うかフランス、イタリア、マルタから船で行くかという...
チームシマにとって初のアフリカ大陸、チュニジアのチュニス・カルタゴ空港に、パリから2時間ほどでやってきた。 時刻はまだ18時前だったのに、だいぶ日が傾いていた。南東に移動したからだろうか。日暮れが早くなっているように感じ...
チームシマの2人による世界旅行も、中国・北京でトランジットしてモンゴルに降り立ってから3か月弱でフランスまでやってきた。この間、訪れてきた国は22か国で、大半がお互いに初めての訪問だった。フランスは、ゆっきーにとっては何...
ベネルクスといえば、初めて言葉を聞いた中学生時代を思いだす。ベルギー、ネーデルランド(オランダ)、ルクセンブルクの頭を取ってベネルクス。歴史的にも3国のかかわりは深いらしい。チームシマの2人も期せずしてこの3か国に連続し...
次の目的地はオランダの首都アムステルダム。ドイツ・ハンブルクから夜行バスで直行する予定で、10日あまり前、ハンガリー・ブダペストに滞在中に予約していたのだが、予約の数日後、バス会社からルートと出発時刻が変更されたとメール...
心苦しい思い出があった国や都市を書くときにはなかなか文章が進まない。今回のドイツ・ハンブルクもその1つ。ベルリン以来、約3週間ぶりにドイツに戻ってきて、さすがはドイツ最大、ヨーロッパでも第2の貿易港があるだけあって見どこ...
北欧は物価が高いこともあり、滞在期間を短くして一気にデンマークを駆け抜けつつ、スウェーデンにも少し立ち寄ることにした。そこで、デンマーク北部の港町、ヒアツハルスに着いてからは電車とバスで一気に南下、続いて東進し、その日の...
かつて15年近く前、福井県に住んでいた時、全国の「酷道マニア」の中では有名な道路が同県と岐阜県を結んでいることを知った。それは国道157号で、峠越えのルートの中には、すれ違いが不可能な狭い道、見通しが悪くいくつも続くカー...
オーストリアの次は、かつて19世紀から20世紀にかけてハプスブルク家がオーストリア=ハンガリー帝国を率いたハンガリー。ヨーロッパの陸続き移動が長くなってきて、国に対するイメージはぼやけがちになってきた。第二次世界大戦後は...
おそらく、オーストリアの首都ウィーンに観光に来る人は、クラシック音楽をはじめとする芸術鑑賞に興味がなければ物足りなさを感じるかもしれない。ウィーンは中世からの大都市でありながら、誰もが訪れたがるような名所、旧跡があまりな...