日本への帰国を前に、コートジボワールの最大都市アビジャンにたどり着いた僕は、毎日のように街を徘徊しながら9カ月にわたる旅をかみしめていた。 日々をのんびり過ごしているうちに、コートジボワールを発つまで1週間を切った。その...
ブルキナファソからコートジボワールに戻った僕は、まずは経由地の首都ヤムスクロに向かった。そこでは、世界最大の大聖堂を見ることをやり残していた。 そして、旅の最終目的地にしてこの国の最大都市、アビジャンに向かっていた。すで...
コートジボワールからブルキナファソに向かう長距離バスで日本人旅行者の男性と知り合った僕は、2人で同国南部の街、バンフォラでちょっとした観光を楽しんだ。そこから北東に約450キロ離れた首都ワガドゥグーに旅立つ男性を見送った...
しばらく滞在したギニアから2019年の元日、シエラレオネの首都フリータウンに来た僕は、街の喧騒に気おされてしまった。この状態は新年だからというわけではなさそうだった。僕はにぎやかさが年中行事となっているような街にとどまり...
いよいよ、僕たちチームシマの2人の行程が分かれるタイミングがやってきた。 ここまでの道のりを振り返ると、日本を発ったのが2018年6月14日。中国経由でモンゴルの地に降り立ってから、基本的に陸続きで半年間ほど旅を続けてき...
僕たちチームシマの旅もモーリタニアで32か国目、2018年6月から始まった旅も6か月に迫ろうとしていた。そして、次のセネガルでは、ゆっきーが日本に一時帰国することが決まっていて、残りわずかとなった西アフリカでの2人旅の時...
モーリタニアに入国して、ヌアディブからしばらく別行動をとることになったチームシマ。ゆっきーは首都のヌアクショットに向けて、乗り合いワゴンで一足早く移動していた。その一方で、僕はアイアントレインに乗って体のあちこちを痛めな...
ユーラシア大陸の西の果ての国、ポルトガル。モンゴルやロシアのシベリアから陸続きで旅を始めたころは、目の前のことで精いっぱいで、いずれこの国にも訪れるんだろうと思いながらも、ただ遠い場所にしか過ぎなかった。しかし、旅が徐々...
バスク地方の街、ベルガラでつかの間の交遊をしつつ、先を急ぐチームシマ。そこには、パリでの最後の投稿でも触れた、西欧にいられる期限が迫っている事情があった。 10月28日時点でスペインとポルトガルにいられるのはあと10日間...
スペインは、僕にとってこれまで訪れてきたヨーロッパの国々とは少し違った側面を持っていた。具体的には、首都マドリードやバルセロナ、南部のアンダルシア地方に3年前の2015年にも旅行したことがあり、唯一の再訪となる国だった。...